年間鑑賞本数1520本という膨大な量を観ている映画マニアで、髪型をショートカットにしている29歳の独身女性。英検4級で高卒でフリーター、時給920円でDVDレンタルショップのアルバイトで生計を立てていたが、自分の映画好きの熱量を客にぶつける形でおススメの作品を紹介して嫌われてしまい解雇されてしまう。「どのシーンで何があったのか」、「何分何秒に映っていたのか」まで諳んじることができる一種の癖とも特技ともいえる技能を持っている。ひょんなことから「美羽 さくら（ミワさん）」として間違われたことで「なりすまし」家政婦として、大好きな俳優の八海 崇（やつみ たかし）の家で働くことになる。

八海邸の「本当」の新しい家政婦として応募した女性。八海邸へ赴いた際に近くで突然飛び出してきた車に轢かれることになり、たまたま近くにいた久保田 ミワによってなりすまされた女性。家政婦の応募条件である大卒でTOEIC800点のエリート。実はさくらも八海 崇の大ファン。

俳優である八海 崇の専属マネージャーである美女。美羽 さくらが八海邸前で車に轢かれた事故の騒ぎに門の外に出てきた際に、「久保田 “ミワ”」を新しい家政婦の「“ミワ” さくら」と勘違いして声をかけ、ミワが「なりすまし」たことで中へ案内してしまう。家政婦の応募条件に「ファンNG」だと記載した張本人で、八海 崇のマネージャーとして身を案じており、資格条件に見合わない様子のミワを訝しげに怪しんでいる。